A型とB型の利用者はどんな人?目標達成と将来役立つ事業所へ!

A型とB型の利用者はどんな人?目標達成と将来役立つ事業所へ!

違い

就労継続支援A型 ・B型の利用者はとにかく変わり者が多いです。それは、良く言えば個性があるということになるのかも知れませんね。悪く言えば、ガージュー(頑固)ということです。先ずは就労継続支援A型とB型について解ったことをお話します。

就労支援による障害福祉サービス

障害者自立支援法が2013年に改正され、障害者総合支援法が成立しました。この法律は、障害のある人が基本的人権の尊厳にふさわしい日常・社会生活を営むうえで、必要となる福祉サービスを定めた法律です。

 

介護や就職支援して利用者へ個別に支給される自立支援給付と、利用者の状況に応じて市区町村や都道府県が行う地域生活支援事業に分けられ、障害や難病の方が必要に応じてサービスを複数組み合わせて利用できるようになっています。

 

就労支援による障害福祉サービスとして就労継続支援A型と就労継続支援B型があります。A型は雇用契約を結んでの雇用型で、各都道府県で定められた最低賃金が支払われ、B型は雇用契約を結ばない非雇用型として、賃金に相当する作業工賃が支払われます。

 

就労継続支援A型もB型も、障害があることで一般企業での就労が困難な方に、生産活動の機会提供や就労に必要な知識・スキル・能力の向上に必要となる訓練支援を目的とし、就労継続支援A型や一般就労への移行を目指すことになります。

利用対象者

就労継続支援A型事業所は、原則的に18歳以上65歳未満の障害のある方を対象として次のように挙げています。

〇企業での就労経験があり、現在は雇用関係がない。

〇就職活動をおこなったが雇用に結びつかなかった。

〇特別支援学校などを卒業して就職活動を行ったが雇用に至らなかった。

就労継続支援B型事業所は、年齢制限がなく障害のある方が対象で、次のような方が該当します。

〇企業や就労継続支援A型で就労経験があり年齢や体力面で雇用が困難となった。

〇就職活動をおこなったが雇用に結びつかなかった。

〇年齢50歳に達して障害基礎年金1級受給している方。

就労継続支援事業所での体験

私はA型とB型事業所両方の利用経験があり、現在もA型事業所を利用しています。大分前のことになりますが、B型事業所を利用していたときには特定の作業が決まってなく、パソコンで興味のあるサイト検索など、割と自由に作業時間終了まで過ごしていました。

 

当時の作業所は立ち上げたばかりの事業所で、利用者に何をさせようかと戸惑っているようなこともありました。管理者側の迷いも感じられていましたが、事業はどんどん良い方向に進みトラブルもなく、利用者間の会話や関係は和気あいあいと楽しく過ごせる作業所でしたが、何か物足りないものがありました。

事業所利用で解ったこと

作業内容やとらえ方にもよると思いますが、B型事業所は緊張感がないように思われます。良く言えば、のんびりとした環境での作業ができるということです。悪く言えば、最後まで仕上げる責任感が無いと言う事です。責任を持つ事は、将来就職活動や一般企業への就職を考える訓練として必要ではないかと思います。

 

現在利用のA型事業所で請け負っている作業は、最後迄仕上げなければならない重要性と責任に関しても必然と身につきます。どのようなことにも例えられますが、仕事として報酬を受けている以上は実績も大事です。インターネットを通じて全世界への発信と関われる喜びがあります。

最後に

就労継続支援A型・B型の利用に限らず、就職や就職に向けてスキルアップや技術習得と言う目的を持った方がたくさんいます。今の目標達成と将来役立つ様な希望が持てる事業所生活にしましょう。

 

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