【入門編】A型事業所の在宅ワークをはじめよう

【入門編】A型事業所の在宅ワークをはじめよう

パソコン 女性

統合失調症のヒトで転職を考えているならば、A型事業所の在宅ワークがおすすめです。その理由を解説。さらに働くうえで必要なものや、働くさいのおすすめの仕事スペースを紹介します。

在宅ワークとは?

在宅ワークとは、自宅を職場として働くことをいいます。ここでは、オフィスに出社しない在宅ワークについてお話します。

統合失調症のヒトに在宅ワークがおすすめの理由

統合失調症のヒトが在宅ワークにすると、会社で発生する悩みから解放されます。

1.起床に余裕ができる

医師に処方された薬をのんでいると「朝起きれない」「出勤にウトウトしながら車を運転してしまい危険を感じた」といった悩みはありませんか。

 

在宅ワークは出勤する必要がないので、眠気と戦いながら無理して運転をする必要はありません。なので、会社に行かないといけないがために、交通事故を起こしてしまうかもしれないという不安から解放されます。

 

さらに朝に余裕ができるので、散歩やお茶の時間またゆっくりとニュースを見るなどして過ごすこともできます。

2.おちついた環境で仕事ができる

お客様からの電話や会議資料作成のためにひっきりなしに動くコピー機・・・。会社は音が溢れています。わたしたちは、これらに苦痛を感じてしまうことがありますよね。

 

在宅ならば、そのような苦痛を感じることはありません。おちついた環境で仕事に集中することができます。

A型事業所でステップアップ

A型事業所の在宅ワークでは、Web ライティング・インターネット販売業務・ホームページ制作などを、お給料をもらいながら経験をつむことができます。

A型事業所

A型事業所とは、雇用契約を結んで就職を目指す福祉サービスです。最低賃金以上のお給料をもらいながら社会復帰をめざせるのが大きな利点で、勤務時間も4時間から6時間のところが多く、残業などもありません。

 

事業所側と利用者の間で連絡や相談が密接に行なえる環境が整っていて、通院にも対応してくれます。

 

ただしA型事業所で働くためには、市町村の許可が必要になります。

A型事業所(在宅ワーク)で気をつけること

A型事業所(在宅ワーク)で気をつけることは、教えてもらう機会が少ないということです。なので、パソコンがエラーを起こした場合でも一人で対処するのが基本になります。

 

さらに、対面に頼らないチャットツールを使用したコミュニケーションスキルが求められるので、慣れるまでは大変です。

A型事業所(在宅ワーク)に必要なもの

A型事業所の在宅ワークに必要なものは、インターネット環境とパソコンです。

 

インターネットは、定額の無制限だと安心して使うことができます。またパソコンは、ノートパソコンがおすすめです。なぜなら事業所に出社することもあるので、持ち運びできるものが良いでしょう。

 

他にはWEBカメラ・ヘッドホン・マイクが、ミーティングや点呼などなどで必要になります。このミーティングや点呼には、オンライン会議サービスやチャットツールといったオンラインツール(Slack・Googlemeat・チャット ズームなど)が必要になります。

メモ:在宅ワークに必要なもの

〇インターネット 〇パソコン 〇WEBカメラ 〇ヘッドホン 〇マイク

〇オンラインツール(Slack・Googlemeat・チャット ズームなど)

在宅ワークの環境づくり

在宅ワークには、仕事に集中できる空間の確保が必要です。実家暮らしの場合は、仕事を円滑にするために家族に在宅ワークを理解してもらうことや協力してもらうことが必要になります。

 

在宅ワークは、空調管理が整っている・冷暖房がある・トイレがある・水分補給ができるのであればどの場所でも仕事をすることができます。

 

そのオススメとして、図書館・コワーキングスペース・車内を紹介します。

図書館

図書館

在宅ワークで働くなら、一番のオススメは公共図書館です。とくに文章を書く作業やデザインをするのならば、豊富な資料を無料でみることができます。

 

デスクでは電源を確保することができますが、ネット環境は、無料WI-FIを提供しているかは館内によって異なります。

 

注意点として、本の汚破損防止のため館内にて飴・ガム・飲み物など飲食は禁止されていることです。ただし、指定の場所を許可しているのでそこを利用するようにしましょう。

コワーキングスペース

コワーキングスペース

実家暮らしの人には、コワーキングスペースもおすすめです。コワーキングスペースとは、異なる職業の人びとが集まり、作業する空間をシェアする場所のことです。コロナ禍で地方でもこのような場所が増えました。

 

コワーキングスペースに出勤というスタイルをとるのでオン・オフの切り替えができます。また仕事をするうえで必要とする光熱費が家族の負担と一緒にならないこともメリットです。

 

デメリットはお金がかかることですが、仕事部屋として賃貸契約をするよりも負担が小さくすみます。またトイレ掃除や給湯室はスタッフがしてくれるので、仕事のみに集中することができます。

 

なによりコワーキングスペースは、デスクやチェアなどのインテリアがオシャレなところが多く、仕事をするさいにテンションが上がるので仕事が楽しくなります。

車内

車内 パソコン

車内を仕事場にするメリットとしては、狭い空間なので集中しやすいことです。また、イスが長時間座るのにもむいています。

 

車を動かして、海がみえるところや緑の多い自然のなかでも作業することができます。車内で作業するならば、過ごしやすい春や秋におすすめです。なぜなら、冷暖房が必要ないためバッテリーに負担をかけなくてすむからです。

 

ただし、パソコンの電源とネットをつなげる工夫と手間は必要になります。

まとめ

〇通勤時間がなくなるので、交通事故を起こすかもしれないという不安がなくなる。

〇人間関係のストレスが減る。

〇在宅には最低限、パソコンとネットが必要。

〇仕事場は、図書館・コワーキングスペース・車内と自分にあった場所を見つけるのも楽しいものです。

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