当事者が活躍できるピアサポーターとは

当事者が活躍できるピアサポーターとは

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皆さんは、ピアサポーターを知っているでしょうか。もちろん知っている方もいれば、初めて聞いたという方もいると思います。実は、私自身も数年前に、知りました。一時期は「やってみたい」と思い学んでいた時期がありました。今回の記事では、その事柄について書きたいと思います。

ピアサポーターとは

同じ障害や精神疾患を持ちながら、経験したことを活かして同じ立場にある方達の支援やサポートをする方達のことをいいます。1人だと、先の燃えない事に不安を感じたりして、なかなか一歩が踏み出せなくても、隣にいるだけで、自信が持てるという大きな力に変えることができます。

資格は必要なし

興味がある方であれば、研修会などを受ける事で活動に参加することができます。しかし普段の生活では、障害のある方が常に健常者の手助けをして必要としているため、遠慮がちにお願いをする事や悩み・不安などがあっても、打ち明けられずにいる場合などがあります。

 

そこで、実際にピアを希望する方は、研修会などを通して、接し方などを学びます。

経験者が一番の理解者

身体障害や精神疾患・引きこもりなどを経験したことのある方、そして長期に渡り治療が必要な病気を抱えながら、日常生活を送られている方など、多くの方がそれらを実際に経験した当事者です。

 

なので、同じ立場にあっての「生活の不便さ」「出かけたいが、人が恐くて家や部屋から出る事が無理」という気持ちがよく解ります。

就労支援で活躍

数年前に私が通っていた就労支援でも、勉強会に参加し働いている方がいました。

あの時の事を思い出してみれば、自身も障害があるのにも関わらず、利用者のお世話や事業所の業務などを職員と一緒にやっていました。

それを側で見ていた私もやってみたいという気持ちから、勉強会への参加や利用者のサポートなどをする様になりました。知的に障害のある方が多く、作業を嫌がる方もいれば、何をするのにも、こだわりが強いという方が多くいる事業所でもありました。

 

私は一時期「不安」はありはしたものの、やってみると職員の指示には猛烈な反発をしている方でも、私が声を描けるとニコニコして、作業に入った方もいました。利用者さんが言ったことは「職員より、あなたが良い」でした。きっと、解りやすかったのだと思います。

終わりに

同じ立場にある方が障害や病気など克服し、元気に日常生活を送ることが出来ている方もいます。実際に講演会をしながら、活躍できる場面も増えてきています。チャレンジしてみた方は、講習などを開催している団体などを調べることをオススメします。

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