障害者の雇用保険は受給期間が長い

障害者の雇用保険は受給期間が長い

雇用保険

障害のある方でも、会社で働くとなれば雇用保険や労災保険に加入します。そして、契約満了になった時や何らかの理由で離職をした場合に支給されますが、すぐに、貰うことが可能な人や数ヶ月支給までに待機の方もいます。この記事では、それらの仕組みについて見ていこう!

雇用保険とは

働いている方で離職経験のある方であれば、聞いたことのある「失業保険」のことをいいます。これまで勤めてきたお仕事を退職し、次の勤務先が決まるまでの日常生活を保障する制度です。

最低1年間は頑張る

障害があると、就きたいと思う職種を探す事や面接を受ける段階に辿り着くまで、日数が思った以上に掛かってしまう事もあります。現在、この記事を書いている私も、経験した事があり、何度も「就活を辞めたい」と感じたこともありました。

 

しかし、就職が無事に決まると「諦めなくて良かった!」と思いました。失業保険を受け取るには、最低1年勤めている必要があるようですが、2年経過していると受給資格者証が発行します

障害があると1年は貰える

障害があると、離職後に貰うことができる失業保険の期間は1年です。健常者の方は長くても数ヶ月と聞いたこともあります。これは私の考えですが、健康な方に比べて障害のある方は、働く上で大切な動作環境(バリアフリーを含めた設備が整えられているかどうか)という関係も重要になります。

 

そこで、次の仕事に就くのにも時間が掛かるという場合も考えられている。といった事も考えられるとした上で、期間が長いのだと個人的には考えています。

待機する期間はどれくらい?

雇用保険を貰うことができたのは、一般企業に入って1年3か月のころで契約期間が満了を迎えた時でした。必要書類を集めて、ハローワークへ行き説明会に参加した後に待機期間を告げられます。てっきり手続きさえ終えれば、すぐにでも貰えると考えていました。

 

けれども、期間満了や会社の都合・倒産などによる離職は、約2週間。自己都合によるものについては、約3か月とあり初めて聞いた時は驚きというより「厳しい」と感じました。

合算では手続きできない

ハローワークを行き来していると、過去に仕事をしていた職場からの離職票などをまとめて持ってくる方もいるようですが、手続きで通るのは1社です。短期間で退職した時などは、失業保険は受け取れないので注意が必要です。

終わりに

失業後に支給されている手当は、勤めていた会社で給料から少しずつ天引きされているお金でもあります。そして、退職となった際に毎月支給され生活を補うことができる仕組みにはなっていますが、求職活動をしっかりする様にしましょう。

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