障害があっても運転できる!手動措置は素晴らしい!

障害があっても運転できる!手動措置は素晴らしい!

手動運転装置

やっと18歳になった!授業が終わると真直ぐに自動車教習所(自練)へ向かった。運転免許を取ったら何処に行こうかなぁ、希望と期待で夢が広がります。障害者にとって自動車は歩行困難と言う事での足でもあり、車椅子使用の方などは手動装置を使って運転します。

障害状態の適性検査

障害がある方の運転免許取得には、先ず初めに障害の状態や適応の検査があります。一般的にも適応検査はありますが、障害者は運転が出来るだけの健康な状態でなければいけません。

 

状態によっては、安全面から適性検査が通らない方もいます。足が使えない、手が使えない、耳が聞こえないなど障害の状況によって取得方法が違います。交通事故などで中途障害になった方が免許所持者であった場合は、適性検査が通れば運転する事が出来ます。

取得条件

中途障害の方は、適性検査が通れば運転できると言いましたが、車椅子使用者など特種車両を使って所得する方は、運転できる状態に改造した車を持ち込みして教習や適格条件をクリアしたと聞いています。

 

初心者で取得した私には、車体重量制限がありました。現在はトン数制限が障害の状態によりあり、制限を解除する為の教習を受けるようになっています。視力の弱い方は、メガネ使用や聴覚障害の方は、補聴器着用などの条件があります。

 

道路交通法第88条(免許の欠格事由)や、公安委員会の適性検査がクリアすれば問題はなさそうで、手も足も使えないなど特殊車両を使う方は車を購入して教習を受ける方法があるようです。

教習用車両の確保

足を使って運転できない方や特殊な装置を付けて運転をする方は、教習を受ける為の車が必要です。現在は、教習所が装置の付いている車を置いてあるかもしれませんが、私の場合は、厚生指導所と言う施設から3ヶ月程自動車教習所が借用してあったので取得できました。

 

後日知りましたが、私が教習を受ける前に手動措置のついた車を使っていた方が、厚生指導所と契約していたものを使わせて頂いていたようです。そのこともあって3ヶ月以内で、本免許実技試験が終了できたことに感謝しています。

手動装置の種類

足でアクセルとブレーキを踏めない方は、手動式と言う装置を手で操作します。手動装置は幾つかの種類があり、オートスピコンやエーピードライブ・フジモリ式など携帯型もあります。その他にもオーダーメイドの装置があるようです。

 

最初に購入した車にはオートスピコンと言う、オートバイのハンドル部握り中腹上に付いたレバーを押すように回したアクセルと、前方に押したらブレーキがかかる初歩的に考案された装置でした。手動装置は、安全面を考慮してメーカーで幾度も改良され、新型を考案しているようです。

 

自動車技術の発達に伴い、自動運転などが出来る様になっていますので、障害があるうえでの運転を気にすることはなく、移動手段がもっと便利になっていくと思います。しかしながら私としては、自動運転技術を体験したことがありませんので、迷いがあります。

手動装置の仕組み

自動車はアクセル・ブレーキ・ハンドルを使って道路を走らせます。手動装置も同じように操作方法が多少異なる部分はありますが、手で前方に押すとブレーキ、手前に引くとアクセルとなります。ハンドルは片手で回せるように旋回装置というものを付けることができます。個人専用に特殊改造したものには、手足の代わりに頭を使う方法もあります。

まとめ

障害のある方が運転していると興味を持つ方が、不思議そうに車を覗き込みます。車椅子使用の私としては、じぶんで運転してどこへでも行ける事が誇らしくなります。ハンディーがあっても手動装置と言う特殊な技術を利用して、楽しく便利な買い物やドライブができます。

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