車椅子のライトニングキャスターとは?

車椅子のライトニングキャスターとは?

車椅子には、電動・自走式・スポーツタイプと個人によって、使用するものが異なります。それによって、後輪や前輪の大きさも変化します。ですが、人によっては光る前輪タイヤを使用していることもあります。今回はライトニングキャスターについて紹介します。

キャスターについて

車椅子の前輪には、タイヤと呼ぶほかキャスターと呼んでいる方もいます。車椅子の用途や本人の体重・身体に受ける衝撃の吸収を和らげるのは後輪の役目となりますが、多少の段差などを上る場合や砂利道を進む時などは、キャスターの選び方次第で変化します。

 

ライトニングキャスターとは?

車椅子に動きがあった時に、前輪が光るタイプのモノを言います。私が初めて見た時は球の型が多く、小さいサイズが多かったです。タイヤの回転する速度が変化すると、色が変化し楽しめるほか、車椅子のおしゃれなアイテムとして取り付けている方もいます。

 

光るのは電池式なのか

私も長年に渡り、ライトニングキャスターを愛用していますが「光るのは電池が入っているから?」と考えた事がありました。しかし、調べてみるとキャスターには電池が使われておらず、オン・オフのスイッチなどもない。とありました。

 

見て欲しくなった

初めて車椅子のタイヤが光るのを目にしたのは、特別支援学校(旧 養護学校)へ転校してからの事でした。それまでは、純正のものを付けていたので「車椅子ってホント地味なタイヤしかないよなぁ〜」と個人的に感じていました。

 

初めて、光るキャスターを選択したのは、高校生になってからの事でした。学生生活を終えたら、あっという間に成人年令を迎えるというのもあり、車椅子の重さを軽量・キャスターは光るのが良い。という要望は、事前に業者とPTの担当の先生には伝えていました。

気付かれにくい存在

運転手から見た車椅子利用者の高さは、子供の身長で考えると3歳児位の身長程です。立って歩く大人よりも低いので、1人で外出をする時は注意が必要です。特に、クルマの前後・側面近くを通る時は、私自身も気を使います。運転手からは見えていないというのがあるためです。ですが、車椅子のキャスターが光ると、自転車と同じように「何かがある」と気が付きやすくなる安全に通る事が可能になります。

 

終わり

ライトニングキャスターにも2種類のサイズがあります。取り付けてみたい。と思う方や購入を検討しているという方がいましたら、直接車椅子の業者さんへ問い合わせてみる事をおすすめします。キラキラ光るキャスターだと、外へ出るのも楽しくなると思います。

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