薬の副作用で朝起きれず困っていませんか。このブログでは、約20年間一般就労で働いてきた私(統合失調症)が、朝起きるためにはどのようなことをしたら効果が得られるか紹介する。
統合失調症ビジネスマンの工夫
統合失調症のビジネスマンは、朝がつらい。
通常の脳は、睡眠と覚醒が交互に繰り返す仕組みになっている。例えるならばシーソーのようなものだ。しかし統合失調症患者は、このシーソー自体が壊れていて、睡眠と覚醒がうまく機能していない。だから、時間にあわせておきるというのが苦手なのだ。
とはいえビジネスマンとしては、出社時間を守らなくてはならない。もちろん主治医とのお薬の調整をすることを大前提に、どのようにしたら起きることができるか、アイテムや工夫またサービスをご紹介しよう。
めざめを刺激する音・光・匂い
論結からいうが、統合失調者が目覚まし時計だけでは起きるのはとても困難だ。起きるためには「音」だけでなく「光」と「匂い」もあわせて脳を刺激する必要がある。
音「Googleホーム」
読んでいる貴方におすすめなのが、「グーグルホーム」。「OK!Google」といえば、いろんことに答えてくれる便利なスマートスピーカーである。
スケジュール・ニュース・交通情報・天気予報などなど、指定した時間にしゃべってくれるのがとっても便利。
特に一人暮らしをしていると、「今日はゴミ出しだよ」とか「○○を忘れずに」「今日はミーティングがあるからスーツで出勤」などと、自分以外の誰かがしゃべるのを聞くことは脳の刺激になってくれる。
(もちろん、Googleホームにしゃべってほしいセリフは自由にカスタマイズすることができる。)
音楽を流したりピピピ・・・・というアラム音が出たりする目覚ましよりも、Googleホームならばグッと起きれる確率があがるはずだ。
光「自動カーテン」
もう一つの刺激は「光」。よく太陽の光をあびると目が覚めるという。しかし、気持ちよくカーテンをあけれるのならば、こんなに起きることに悩むことはない。
気合で起きることができないから、機械にやってもらおう。指定した時間にカーテンをあけてくれるので、日の光が貴方の目覚めをうながしてくれる。
匂い「コーヒー・メーカー」
次は匂い。実家で、母親がつくる朝食の匂いで起きることがあったそれを一人暮らしではコーヒーメーカーの予約タイマーを活用しよう。豆から挽いてくれるものをチョイスすれば、その音も目覚めるために一役買ってくれる。
サービス「モーニングコール」
これらの工夫をしてもだめな方に紹介したいのが、モーニングコール・サービスだ。直接電話をかけてくれて、会話をすることができる。
第三者の人に電話で起こしてもらうので、起きなくてはという動機付けになるはずだ。
まとめ
〇統合失調症者の睡眠と覚醒のバランスがこわれている。
〇目覚めには、音・光・匂いの刺激を利用する。
〇モノやサービスに投資して、余裕をもった朝の時間をすごそう。