日本には、春・夏・秋・冬といった四季があります。1年を通して、気温の変化や日の入り、日の出の時間は地域によって違います。特に、冬は日の入りが早いので夜間外出の時は、存在を知らせるグッズを持って出かける事が多いと思います。今回の記事は、夜間に使える安全グッズについての紹介です。
夜間に交通事故が多い理由
春や夏に比べると秋から冬にかけて、歩行者隊クルマが関係する接触事故が増えています。その多くは、運転者による発見の遅れと言われています。事故に巻き込まれないよう気をつけていても、横断している事に気付かずギリギリになって、ブレーキを踏むという事が多々あります。
目立つモノを持つ
普段からよく耳にするのは「目立つモノを持って歩いて」という言葉です。ですが、身体に障害がある方の多くは、杖がないと歩行が難しい方や日常生活が車椅子のため、懐中電灯などが使う事ができない。という方もいます。
健康な方であれば、暗い道を歩いていたとしても、クルマが接近してくる音を聞けば、すぐに安全な場所へと移動する事はできますが、障害を持っている方々については、素早く行動する事ができないため、どうしてもギリギリになるほか急ぐあまりに転倒に繋がります。
夜間の杖歩行は危険
私も、数年前までは「暗い道を歩くのは不安」と思っていた事が多かった気がします。正面から接近してくる車両に、接触しないよう左側に寄って歩けば、杖が下水道の穴に入ってしまい転倒と同時に勢いのあまり折れてしまう事がありました。
自身の存在を知らせる
「目立つモノを持つ」という部分で、懐中電灯は持てないという事をかきましたが、歩道に街灯などがあったとしても、うす暗い場合があります。ドライバーに、自身の存在を知らせてあげる事で安全な場所まで移動が可能になる事を考えると、自身の存在を相手に知らせなければいけません。
初めは私自身も、知識がなく困ることがあったのですが、以前の職場の方から「ゴムバンドが付いたライトがあるから、頭にやれば不便は感じないから便利!」と教えてくれたのがきっかけになりました。
その他、自転車などに取り付けられる小さなライトを車椅子に取り付け、反射ステッカーを100均一などで購入し、杖や車椅子ホイールなどにも貼れるステッカー・反射ベルトをリュックに巻きつけて持ち歩いています。全て100円均一で揃える事ができたので、予算的にも安くすみます。
最後に
障害のある方にとっては、とっさに動けないという場面もあるので、ライトなどを持っていると、遠くまで照らされている分早めに気付いてクルマの速度を減速してくれます。まだ、試した事のない方は、ぜひ試してみてください。