夜眠れず朝起きれないのは、統合失調症ビジネスマンにとってしんどいものです。このブログでは、睡眠の工夫をご紹介します。
統合失調症と睡眠
わたしたちは覚醒と睡眠がシーソーのようにくりかえしています。しかし統合失調症者は、睡眠と覚醒のバランスがとれていないため、睡眠を促す「工夫」が必要なのです。
シーツ
睡眠を促す工夫としてオススメなのが、シーツを複数用意すること。理想は一週間毎日変えることですが、3~4枚はぜひ欲しいところです。洗いたてのシーツに寝っ転がれば、その気持ちよさに体の緊張がほぐれていきます。
学生時代、体調が悪くなって保健室のベッドを利用したことはありませんか?パリッとした清潔なシーツに体調のわるさが溶けていくのを感じたのと、同じアレです。
ただシーツを何枚ももつと大変なのがお洗濯です。そのさいに活用してほしいのが、コインランドリー。一週間分をまとめて乾燥までしあげることができるので大変便利です。
自分だけのベッドレシピ
眠るときに土台となるのがマットレス。ただし高額なうえに失敗すると処分するのも大変です。そこでおすすめしたいのが、サンドイッチのように好きな寝具を重ねていく方法です。
こうすれば予算にあわせて少しずつ買い足すことができます。さらに少しずつそろえていくので、一つ一つお金をかけてあなたのこだわりの就寝環境を整えることができます。
眠っている時間が一番ぜいたくで幸せな時だったら、眠るのが楽しみになりますよ。
お酒を飲まない
お酒を飲むと眠れると、思っていませんか?これ、違うんです。
お酒を飲むと、眠る最初にくるレム睡眠(体はやすんでいるが脳は活発に動いている状態)が抑えられてしまいます。
その反動でレム睡眠が増加し、浅い眠りが続いてしまいます。
これでは十分な睡眠をとることはできません。
就寝起床の時間を主治医に伝える
わたしたちにとってとても大切なお薬。決められた時間にきちんと飲んでいますか?薬をのんでもすぐに眠たくなることはありません。逆に早く飲んでしまうと、想定外に早起きしてしまいます。こうなってしまうと、体内時計が混乱してしまうはずです。
薬は体内に入ってから効果がなくなる時間の目安が決まっています。だからこそ大切なのですが、主治医に貴方のお薬を飲む時間や就寝する時間そして起床したい時間を伝えているでしょうか?
主治医にこうありたい一日のすごし方をつたえることができれば、それに沿うような薬の処方やアドバイスをしてくれるはずです。身体に影響をおよぼすからこそコントロールをしなくては!。
そのためには主治医と自分自身がなりたいことを共有することから始めましょう。
眠るために日中にできること
寝るための工夫の1つが、昼間活発に動くことです。仕事でからだをうごかしてエネルギーをどんどん使いましょう。
眠れないのは、もしかしたらチカラがありあまっているのが原因なのかもしれません。とにかく日中にエネルギーを出し切ることです。
エネルギーを余らしてしまうと、寝ようとしたときにゴロゴロとからだが動いてしまい寝付くことが難しくなってしまうことがあります。
まとめ
〇洗いたてのシーツで眠る。
〇自分のこだわりを追求した睡眠環境をととのえる。
〇就寝前のアルコールは飲まない。
〇就寝起床の時間を主治医と共有認識をする。
〇日中はエネルギーをめいいっぱいつかう。