加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

自信のない人は防衛的な性格になりやすく、とてもよく似ていて同じように見えます。

自分の欠点に気づかれないことにエネルギーを使ってしまうからです。

人の顔色ばかりを窺っていて、本当は嫌だけど、嫌われたくないから、つい本音が言えない。

「良く思われたい」「嫌われたくない」と偽の自分を演じてしまう。

自分に弱点があると受け入れてもらえないと感じていませんか?

そんなあなたへ、紹介したい本があります。

それは、著者:加藤諦三『自信───心を強くするのは、それほど難しくない』(知的生き方文庫)という本です。

本書は「自己不在」の人の心理を描いています。

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

振り返ると僕はなかなかに歪んだ人間で、多分それは今もそうなのだろうと思います。

というのも人格形成に大切な時期の環境がそうさせた部分はあると思います。

正直、親に対して恨みのような気持ちも完全には拭いきれません。

つまり、人間関係に悩んできました。鬱屈した日々を送ってきました。

 

例えば、気に入られようと他者の顔色ばかりを窺って本心にをしているうちに、自分が本当は何を感じているのか分からなくなりました。

自分の後ろからもう一人の自分が俯瞰して見ているような感覚がありました。

自分に関することの判断を他者にゆだねていたからです。

 

例えば、優越することが他者から受け入れられる条件だと解釈していました。

努力すればするほど自信を得ていく人がいる一方、努力すればするほど自信喪失する人がいるといいます。僕は後者でした。

 

例えば、弱くて小さな本当の自分を受け入れられず理想と現実のギャップに悩んでいました。

できないことをやろうとしてしまう、またそういった環境に身を置こうとしてしまう、虚栄心からです。できないことを辞める決断ができませんでした。それは悪循環でした。

などと挙げればキリがないのですが、要するにモノの見かたが歪んでいて自己の統合性が壊れていたのだと思います。

人間は多面的な側面を持っていますが、意識下顕在意識と無意識下潜在意識の2つの意識が大きく乖離していたのだと思います。

そのようなことに起因する様々なトラブル挫折失敗経験を、まったく懲りることなく学習することなく、繰り返し繰り返し繰り返してきました。

 

何をどうすればいいのか?他の人間は一体何を考えて生きているのか?が疑問で、一時期本を読み漁っていました。

未だ模索中ではありますが、本書を読んだときはまるで自分の事が書かれているような気がして、全身の血が逆流するような感覚に陥った記憶があります。

本書の特徴「自信を得るための3つのポイント」

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

本書は主に「横と横」の関係性の中で述べていると思います。

第一章から第六章にわたる全269ページで「自信を持つ3つのポイント」が以下のように構成されています。

  •   第一章「正しい人間解釈」
  •   第二章「まちがった自信獲得方法」
  • 第三章以降「どうすれば自信が出てくるのか」

自信がない人の行動原理になっている歪んだ現実の解釈自信喪失に繋がるメカニズムについて著者、加藤諦三はひたすらに描写をします。

自信のある人と自信のない人を比較し、例に出して描写することで自信のない人の特徴を浮き彫りにしています。

語り口調は慈愛に溢れているというわけではありません。

よく多用されている文言が「あなたははっきりと自覚しなければならない」。

加藤諦三、ビシッ!と釘を刺します。また淡々と事実を述べます。

同じようなことが繰り返し述べられているため、少々くどさはあるものの、こういったことで悩んでいる人であれば読めてしまうような文章だと思います。

少し分かりにくい部分であるのが自信の獲得方法についてです。

第三章から第六章と一番ボリュームがあるにもかかわらず、Amazonの上位批判的カスタマーレビューには「肝心の解決策が書かれていない!」とありました。

本書においての自信獲得方法とは「コレをしたら自信ってのはつきますよ」という安直なものではなく、もっと根っこの根本的な部分からアプローチしていると思います、

また、誤った現実の解釈、自信がなくなるメカニズムを知ることで、それらにつながる行動を避けるということがなのかなと思います。

さて、本書の内容について少し具体的に掘り下げていきたいと思います。

正しい人間解釈とは?

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

第一章の冒頭はこう始まります。

「自信のない人は、自分の好ましい自己像が脅威を受けると、容易に相手の要求に追従してしまう。たとえ不当であっても、相手の願いを聞き入れることで”よい人”であろうとするからである。

他者に気に入られようとして心が迎合的になっていると、容易に他者に操作されてしまう。そして操作されることで、その人はより自信を失うのである。

実は、他人を操作しようという人間は、心に問題を抱えている。正面から他人にぶつかっていくことをせず、他人を操作しようという人間は、心の中に何らかの心配事を隠している。」(第一章,26P)

人は自分と似たような人を好きになる傾向があります。

自己主張をする人が好むのは自己主張をする人です。

逆に自信がない人と結びつきやすいのは自信がない人です。

「正しい人間解釈」のなかの前半では、特に「人間関係」について書かれています。

引用にもある通り、それは「操作ー被操作」の関係性です。

操作される人というのは、他者・操作する人の顔色ばかりを窺っています。

本心に蓋をしているうちに、自分が本当は何を感じているのか分からなくなるのです。

自分に関すること自分が何をしたいのか、何をするべきか、何が好き・嫌いで、何を理解するべきか、善悪の判断、自分でできるはずの判断を全て、他者にゆだねてしまっているのです。

そんな息の詰まるような関係性では当然、自信は生まれてきません。

「自己の他者化」が進むことによって、いよいよ虚無感に襲われます。

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

「今、自信を失っている人は、はっきりと自覚しなければならない。自分に関することは自分で決めてよいのである。当然何を理解すべきであるかも、自分が決めてよいのである。」(第一章,35P)

しかし、自信のない人はなぜ操作されてしまうのでしょう?

それは依存心です。

操作される人も操作しようとする人も共に自信がありません。強い依存心を持っています。

ずるい人は弱さに敏感で、自信がない人にはずるい人達が集まります。

難しいのはこれが友情だったり、愛情だったりと錯覚しやすいことです。

本書では依存心のことを「幼児的依存心」「幼児的一体感」と表現しています。

自信がない人は、周囲の人間がどういう人達なのか、一度よく観察する必要があります。

相手が大きく見えるのは錯覚です。そして、自信を得る上で大事なことがあります。

それは「相手への恐怖心から出た行動を決して正当化」してはいけない。

これだけは絶対に妥協してはいけないといいます。

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

ところで、できることをやろうとする人と、どうしても背伸びをしてできないことをやろうとする人がいると思いませんか?

どうしてもできないことをやろうとする人には、劣等感があります。

それをすることによって優越を誇示したいのです。

もちろん新しいことや、やったことのないこと、少し難しそうだけどチャレンジしたいことに挑戦するのは素晴らしいことで、努力抜きに自信は得られません。

しかし「できないことを辞める決断ができない」というのは問題です。

かえって自信を失い、劣等感を強くします。劣等感が劣等感を育てます。

自分が自分のままで、できることをやろうとするとき自信は出てきます。

あなたにはできることがあります。できることをすれば良いのです!

自己主張って?

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

本書では「自己主張」という言葉がよく出てきて、自己主張の解釈が書かれています。

ここでいう自己主張の意味することは、自分を「偽らないこと」です。

「良く思われたい」「嫌われたくない」と偽の自分を演じる人は、自己が分裂していて統合性が保たれていません。

見せる側の部分が大きくなる一方、本当の自分は疲弊して悲鳴をあげています・・・。

「他人に好かれることを人生の目標とすると、ノイローゼになる。他人が自分をどう思っているかで、自分を評価しようとしたりしていると、いつまでも自信はもてない。

他人に好かれようとして、とりつくろう。そして”とりつくろう”ことにエネルギーを使いすぎて、肝心の自分を豊かにすることができない。体面を維持することに疲れ果てて、友人と何かに共感することができない。他人への思いやりで疲れるのではなく、自分の体面の維持で汲々としてしまう。他人にバカにされたくない、嫌われたくない、と汲々として疲れ果てる。

そして好かれようとすることを目標にしたことによって、他人とコミュニケーションをもてなくなる。」(第一章,73P)

他者に好かれることを目標にすると、誰にでもいい顔をしようとしてしまいます。

誰でもいい顔をしていると本当に親しい人はできません。

人間には色々な種類の人がいます。全ての人と深く付き合う必要はありません。

他者に好かれようと行動するよりも、自分を尊敬できるように行動しましょう。

自分を偽らなければ、その交流のある人から様々なレベルの親しさが生まれてきます。

しかし、自分の本当の感じ方を偽っていたり禁止していたりすると、他者とコミュニケーションが取れなくなります。

自分の感じ方を偽らないことが、本当のコミュニケーションを可能にします。

これは自己主張のある人間同士でしかできません。

そしてこのコミュニケーションこそが我々に自信を与えるのです。

自信を得るためには、自分の本当の感情を知ることを禁止してはいけません!

まちがった自信獲得方法

私達には2つの意識があります。

意識できる顕在意識と意識できない無意識の意識、潜在意識です。

よく氷山の一角と例えられることがあります。

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

(海面上に出ている小さな部分が意識できる顕在意識、海面下の大きな部分が意識できない潜在意識)

成熟している人はこの顕在意識と潜在意識にズレが少ないといいます。

現実を正しく認識するためには、この2つの意識がある程度、同じになっていなければなりません。

自信喪失している人は顕在意識下の自己の他に、潜在意識下に自己があるということを知り、真っ正面から潜在意識下の自己を見つめなおす必要があります。

加藤諦三は本当にしつこく「過去の自分にごまかし偽りがなかったか自分を見つめなおせ」と書き連ねます。

そうしなければ、自信を得るスタートラインにすら立てないというのです。

偽の自信

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

第二章では特に「偽の自信」について書かれています。

「うつ病になったその人は、家族のものにさえふれることはなかった。自分は立派な人であるというイメージを守ろうとしたからである。

にせの自分を誇示したから、他人の心とふれあうことができなかった。そしてそのことは同時に自分にもふれることがなかったということである。自分とも他人とも、つねにガラスごしにふれあっていたのである。

現実を避けることは、自分を破壊することである。真実を知ることを避けることは、自己を信頼できなくなるということである。

現実がたとえどんなに耐え難くても、そのありのままの姿をとにかく認識しようという態度をぬきに、自分自身を信頼するようになることはできない。」(第二章,101P)

偽の自信というのは、他者に優越することによってのみ保持されます。

「他者に自分を高く評価してもらいたい」「自分で自分を実際以上に高く評価したい」という感情から承認を得よう得ようと無理をし続ければ、一番大切な自分が自分である感覚がなくなっていきます。

その根底にあるのは恐怖です。

他者に優越しなければ生きていけないという恐怖です。

偽の自信を誇示する人にとって、その尊厳を脅かすことは脅威なのです。

もちろん周囲の人間が全員”敵”ではないのですが、現実に対する私達の解釈が影響を及ぼします。

偽の自信によって自身を支えることは自分からの逃避であり、現実への逃避です。

ありのままの自分を認識しようという姿勢なしに自分を信用することはできません。

「たとえ相手が実際の自分を知ったとしても、相手が自分を軽蔑するとは限らないのだ。実際の自分を知って、より親しみを感じてくれるかもしれない。

私は今まで何人かの親しい友人たちに、他人には知られたくない自分の欠点、弱点についてしゃべったり、手紙を書いたりしたことが何回かある。しかしまだ親しい友人である。自分の弱点を語って壊れた友情は一つもない。

ところで次に考えられるのは、こちらの弱点を知って私たちから去っていく人もたしかにいることである。

しかし、実際の自分を知って去っていく人と、何で付き合わなければならないのだろう。自分を偽ってまで、ある人と付き合ってもらいたい、ということはどういうことなのであろうか。実際の自分を自分が軽蔑しているということである。」(第二章119P~120P)

自信を持つ勇気

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

自信を得るためには自分の人生に責任を持たなければいきません。

この本のなかには様々な登場人物がいます。例えば、こんな人がいました。

 

不動産投資をするために土地を買いました。

建物を建てるために3つの建築施行会社に見積もりをしてもらいます。

会社Aから報告が来ます。

「あの土地は騙されて買ったようですね」というのです。

なんでも山の斜面にあるその土地は、平らには見えるものの、実は造成がいいかげんで斜面と同じようなものだというのです。基礎工事に予算外の費用が掛かります。

Bの会社も同じことをいってきました。

Cの会社は「いい土地を買いましたねぇ。あの土地は〇〇層で地震にも強いんですよ」といいます。

言うことが180度違います。

しかし、基礎工事が必要なところでそれをしなければ安心できるはずがありません。

つまりこの人は、自分の持っている土地についてまるで知らなかったのです。

自分で信用できる筋に頼み、あらかじめその土地について調べておけばどこの会社が正しいのかがわかります。

自分で自分を守ろうとせず、他人の評価で右往左往します。

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ 

「自分で自分を守るためには、何よりも自分が自分を最もよく知っていなければならない。他人が事実以上に自分を評価してくれて喜ぶ人は、何もやろうとしていない人である。何かをやろうとする人は事実を知ろうとする。」(第三章,185P)

自分についての事実を知ることで私達は自信を得ます。

色々なことに挑戦し、失敗や挫折をしたとしても自信を失うことはありません。

その失敗や挫折を受け入れられないとき、自信を失います。

自分で自分を守ろうという基本姿勢や戦う姿勢がなく、他人の力を頼りに何かを始めて挫折したとき、私達は傷つきます。

挫折を受け入れることができず自信を失うのです。

どうすれば自信は出てくるのか?

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「私たちは戦いによって自信を得ていく。戦いの機会を避ける者は、けっして真の自信を得ることはできない。戦うことが自信を得るうえで大切なのであって、負けるか勝つかが問題ではない。血みどろになって戦ったものは、たとえ負けても自信を得ているはずである。」(第三章,142P)

なにか『300(スリーハンドレッド)』の古代ギリシャ、スパルタの戦士300人がペルシア帝国100万人の大軍を相手にするとき、屈強な男達が自らを鼓舞するようなシーンを想起させる文章ではありませんか?

しかし、これはただ「自己主張せよ」というだけのことです。

自己主張とは「自分を偽らない」というだけのことです。

たったそれだけのことでも時に修羅場になってしまうこともあるというのです。

自己主張をするということは、本当の自分をさらけ出すことです。

結果、相手を失うかもしれません。そのような自己主張をするとき相手への依存心は切り捨てられます。

逆にそれが相手に受け入れられたとき、幼児的な一体感ではなく爽やかな一体感が生まれることでしょう。

自信がない、劣等感があるという人へ

加藤諦三 自信 アダルトチルドレン 機能不全家族 パーソナリティー障害 神経症

「自信はある生活の結果として出てくるのである。自信を持とうとするより、自信を持てるような生活の仕方をすることである。あまりお金もないのに、虚栄心から無理して高い服を買う。それでいて、自信を持とうとしても無理である。それで自信を持とうとすれば、ちょうど、あることを忘れよう忘れようとすればするほど忘れられないように、自信を持つことはできない。自信を持とうと懸命になってあがいている限り、自信は持てない。

むしろ逆に自分は自信のないままで当分生きていこうと考えることである。つまりは、自信のない自分を受け入れるのである。そうすれば、無理して高い洋服を買おうなどとはしないだろう。」(第四章,193~194P)

本当の自分から逃げずに向き合うことができれば、今までの行動が良かったのか、悪かったのか、どう変えればいいのか?ほんの少しずつですが見えてきます。

自分を実際以上に見せようとして、嘘をついていたけれど、これからは本当のことをしゃべろうという勇気も出てきます。

私達はありのままの自分を他者に受けれてもらったとき自信を得ます。

ひたすらに努力し、虚像としての自分を評価されたとしても、それが本当の自分ではない限り自信は生まれません。

自信のない人は自分自身であることを拒否し続けた人です。

自分以外の人間を演じるのはもう辞めませんか?

猿は木に登り、魚は海で泳ぎます。

魚が陸に上がって木に登る必要はなく、猿は海で泳がなくていいのです。

自分の人生に対する肯定的な姿勢を、毎日の生活のなかで少しずつ、一つ一つブロックを積み上げるように改善していきましょう。

例えば、全ての人を好きになれなくても、一人でも多くを好きになれるようにだとか、毎日嫌々ながらこなしている仕事を、少しばかり情熱をもって丁寧にやってみるだとか、そういう小さなことから始めていきましょう。

一つ一つの小さな達成が自信を与え、自信が自信を育てます

著者:加藤諦三について

加藤諦三 自信 アダルトチルドレン 機能不全家族 パーソナリティー障害 神経症

引用:https://www.kouenirai.com/profile/1706

加藤諦三という人物は東京大学教養学部へ入学し同大学院社会学研究科博士課程を修了後、早稲田大学理工学部で社会学の助教授と教授を務め08年に名誉教授となります。

日米を往復し心理学者として活動、ハーバード大学ライシャワー研究所の客員研究員、日本精神衛生学会顧問。

09年東京都功労者表彰、16年瑞宝中綬章受章。50年以上にわたり全国で講演会を行い、齢80代を越えた現在でも『テレフォン人生相談』というラジオ番組でパーソナリティとして出演、活躍されています。

加藤諦三は元々社会学者でしたが、ハーバード大学へ留学を機に自分の意思を常に表すべきという文化に影響を受け、精神医学、人間性心理学や精神分析学を学ぶようになります。

世に多数の本を出しており、一般向けには特に劣等感、人格障害、機能不全家族について書かれているものが多くあります。

加藤諦三『自信』おすすめ本!自信がない、劣等感があるという人へ

加藤諦三 自信 アダルトチルドレン 機能不全家族 パーソナリティー障害 神経症

この本は「自己不在」の人が自己を回復し、自己確立を促すための本です。

機能不全家族で育った、アダルトチルドレンにもおススメします。

ただ、ここに書かれていることは本書のほんの一部にしか過ぎません。

完全に僕の力及ばず・・・といった感じです。これを読んだ方や著者の加藤諦三さん、すみません。

また、本書が自信喪失して悩んでいる人全てに刺さるかといえば、もちろんそうではないと思います。

しかし、この記事を数人の人が読み、その中からまたほんの数人が本書を読んで、一人でも多くの人が「役に立った」となれば、これほど嬉しいことはありません。

僕はこの本を自信喪失している人にぜひ読んでみてほしいですが、同時に、実際に本を手に取り読むことはかなりのエネルギーを要することだとも思います。

試しにAmazonのカスタマーレビューを覗いてみるといいかもしれません。

あなたにとって、本当に必要な本かどうか? の判断材料になると思います。

 

 

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