障害者手帳で旅費負担を軽減できる航空券割引

障害者手帳で旅費負担を軽減できる航空券割引

飛行機

休暇が取得できると、普段行く事が難しい場所へ行こうと家族や友人・知人と、計画を立てて出かけるという方がいらっしゃいます。きっと障害のある方も、一度で良いから旅行へいきたい。と考えたことはありませんか。そこで、初めて飛行機を利用するという方向けに、航空券割引について紹介します。

最初は知らないことばかり

提示を求められない限り、表面を相手に見せるというのがないと言われている障害者手帳です。しかし、交通機関を利用するとなった時、一般料金では支払いをするのではなく、手帳を運転手の方や駅員の方へ見せることによって、運賃の割引をする事が可能です。

チケット購入時に提示しよう!

初めて航空チケットを割引で購入したのが、以前の記事で書いた甲子園に行った時のころでした。それまでは、関西にいる(母の姉さん)おばさんとおじさんが、往復のチケットを販売店で購入し郵送で送ってきていました。

 

社会人になり「関西まで行こう!」という話しが出た時、自ら来店し母と一緒に、往復する上で掛かる旅費や何時の便で出発するのか・飛行機のチケットが取れるかどうか。といった事を聞きにいきました。一度は、1人で県外へ出た事はありましたが、介助者と行くのはこの時が初めての経験でした。

 

販売店の方から、障害者手帳の提示をお願いされ、見せてみたところ「一般料金から割引がされるので、安く購入できます」とあり、話しを聞くだけの予定でしたが最終的にはチケットを購入して家路につきました。

介助者は1名まで適用

障害を持つ方が、飛行機を利用する時は、介助をする方も一緒になり行動を共にする必要があります。チケットを購入する際は前もって付き添いであることを伝える事で、障碍者のある方と一緒の割引料金で購入することができます。

けれども、全ての航空会社が対象となるわけではないので、事前に問い合わせをする必要があります。

早割と比べて

航空券を安く購入する方法として「早割」というのがあります。旅行経験者であれば、誰もが解ると思いますが、出発前の1ヶ月前辺りから適用されるサービスですね。

障害者手帳を持っている方でも、早割で購入することは可能ですが、ここで注意したいのは、手帳と併用しての割引はできない為どちらかを選択するという事になります。

 

また、当事者としては驚きなのですが手帳での割引と比べると、早割の方が最も安いと感じたので、購入する際は2択から検討するのも良いかと思います。

おわり

障害者手帳を所持することや提示することは、何も恥ずかしいと感じる必要はないと思います。特に、見た目では解りにくい障害を持つ方やその家族の皆さんは、躊躇してしまいそうと思う気持ちが強く出るのが先かもしれませんね。

 

私達が持つ手帳は「たくさん提示し、いろいろな場所へ行って良いよ」という証です。

旅行に行く時も堂々と提示して楽しみましょう。

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