障害を持つ方々は引きこもりがちのイメージがありますが、精神的な克服ができ開き直りの早い人は、出来る事への挑戦や活躍・活動をしています。障害者の活動や楽しみなどを紹介したいと思います。
障害者団体
県障害福祉課を初め、県内障害者団体をまとめている機関があり、各市町村の障害者団体と連携を取り行事を行っています。市町村により名称は異なりますが身体障害者協会や身体障害者福祉協会と呼ばれています。
その他にも沢山の団体が活動しています。私が知っているのは、障害別に身体・視覚・聴覚などの団体や全国規模の脊髄損傷連合会(脊損連)があり、広報誌やあらゆる分野の情報を発信していることです。
身障協の活動
私が身体障害者協会(身障協)に勤めていた時に、沖縄県身体障害者福祉協会(沖身協)が主催するグランドゴルフ・ゲートボール・スポーツ・福祉大会などの行事に参加していました。年会費を払い年間スケジュールにそって、大会出場への予選や出展準備を行っていました。
団体により年会費は異なりますが、会運営唯一の予算になります。年間計画書や予算申請書を作成して、役所や社会福祉協議会(社協)から補助金と助成金を頂き、協会運営が成り立っています。
毎年4月から5月にかけて定期総会が開かれ、予算執行状況や次年度の役員を決めるなど、国会並みの論議が交わされます。新型コロナ渦の影響で行事がしばらく行われていませんが、正会員や賛助会員は随時募集しています。
行事と楽しみ
身体障害者協会(身障協)の行事に社会見学やパソコン・料理教室などがあります。社会見学は、本島北・南部の施設を対象として毎年交互に計画して観光バスを借りて行います。教室関連は2・3週間の期間で社会参加促進事業として行います。
社会見学には参加する方が多く、友人や知人・こどもの参加者を制限して視覚・聴覚会員のバス配置に戸惑いました。逆に教室関連には参加者が少なくて、お願いして参加させることもありましたが、終わった後にはもう一度企画して!また参加したいなど、毎回楽しく行う事ができました。
行事を通して会員から楽しかったぁー、来年は処々にいきましょうよ、何々づくり教室にして下さいなどの言葉もあり、無事に終わる事ができてよかったとの思いと、嬉しい気持ちになりました。
挑戦は自信に繋がる
障がい者の活躍はパラリンピックが一番に挙げられます。リハビリとして始めたスポーツが頑張り次第ではパラリンピック出場に繋がり、趣味の絵は口に筆を銜えて書くことで見る人に感動を与えます。
障害は個性だと思うのは嘘(個人的な考え)です。考え方にもよりますが、障害は自分との葛藤です。先天性・病気・事故など、明らかに精神的・身体的な苦しみや悩みがあり、それを克服しなければなりません。
障害を味方(克服)にすれば、何にでも挑戦する事ができます。いろんな障害を持った人がいることで、生活の一部がじぶんでできない時は社会福祉サービスの助けを借り、障害の状態が重いほど強くなれるなど、強くなければならないと思います。
テレビドキュメンタリーで重度の障害を持つ会社経営者や作家が紹介されていました。当事者の呼びかけや挑戦・活動することで見る人は大きな影響を受け、社会参加への決心や自信に繋がります。
まとめ
やる気があれば何も怖いことはありません。会社経営・タレント・議員などハンディーを武器に社会で活躍している方は沢山おります。できること・やりたいことを自己挑戦として社会に貢献できることは大きな喜びです。