視覚障害者に役立つ便利グッズについて紹介します!

視覚障害者に役立つ便利グッズについて紹介します!

視覚に障害があると生活に不便を感じることもありますが、その不便を解消してくれる便利グッズもいくつかあります。
ここでは実体験も交えつつ視覚障害者に役立つ便利グッズについて紹介していきます。

視覚障害者を助ける道具

視覚障害者を助ける道具

視覚障害者は、視覚に障害があるため、外出が難しかったり文字や文章が読みづらかったりと日常生活を送る上でさまざまな困難を抱えています。
そして、その困難を少しでも解消できるようにする道具や工夫がいくつかあります。
では、どんな道具や工夫があるか見ていきましょう。

視覚障害者を助ける道具の一例

視覚障害者を助ける道具として真っ先に挙がるのが補装具に分類されるものではないでしょうか。

補装具とは身体に障害を持っている人の生活をサポートする道具のことで、役所に申請すれば購入費用を一部負担してくれます(手順を間違うと負担をしてくれないので購入前に確認必須です)。

補装具以外だと情報収集をサポートしてくれるツール(音声読み上げをしてくれるもの)が挙げられますね。

それぞれ代表的なものとして以下のようなものがあります。

補装具

白杖:歩行をサポートする杖
点字器:点字を書く道具
音声パソコン:画面の表示内容と操作内容を音声で読み上げるソフトを入れたパソコン
拡大読書器:カメラ等で対象物(文字など)を映し、拡大して画面に表示する機器

情報収集をサポートしてくれるツール

音声読み上げソフト:Webページ上の文字や画像を音声で読み上げるソフト
音声認識ソフト:音声を認識し、文字化するソフト
拡大表示ソフト:パソコン画面の一部を拡大して表示できるソフト

情報収集をサポートしてくれるツールとしてスマホを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、スマホはどちらかというと情報収集そのものをするツールであり、設定を変更したりアプリを入れたりして使いやすくする感じなので、ちょっと違うかなと思い入れませんでした。

補装具の申請について知りたい人はこちらをどうぞ↓

 

不便に感じたら補装具を!

目が見えない・見にくい人に便利なもの

拡大読書器や音声パソコンのように視覚障害者を助ける前提で作られた道具以外にも、目が見えない・見にくい人にとって便利なものはたくさんあります。
例えば次のようなものです。

太い罫線のノートやメモ帳
色付きの印鑑
音声付きの体温計や血圧計
音声付きの電子辞書や翻訳機

私が魅力的に感じたのは「太い罫線のノートやメモ帳」ですね。
スマホなどのデジタル機器でメモを取れる時代ですが、いまだに手書きでメモを取るタイプなので罫線が太いのは助かります。

なぜなら、視野が狭く、明暗の程度や移り変わりによって物が見づらい私にとっては罫線が太い方が目立つので文字がまっすぐに書け、どこに何を書いているのかを見失いにくいからです。

ちなみに、白地に薄い罫線だと光の反射具合にもよりますが、非常に見にくく文字を書くだけでストレスを感じちゃいます。

こんな感じで日用品の中にも視覚障害者が便利に使えるものは多々あるわけで、必ずしも専用の何かを用意する必要があるわけではありません。

大切なのは、何が不便で解決するにはどうしたらいいかを障害を持っている人自身やサポートする人が考え、行動することかと思います(使えそうなものを見つけ、実際に使ってみるということです)。

視覚障害者を助ける工夫

視覚障害者を助ける工夫は、道や建物、公共交通機関など、さまざまな場面で実施されています。

点字ブロックの設置
音声案内付きの信号機やエレベーター
音声ガイド付きの観光地
点字のメニューや表示
盲導犬の受け入れ

上記のような工夫は非常にありがたいものです。
実際、選挙の案内のような役所からの大事な通知に関しては点字が施されているものが送付されていたので、しっかり配慮されているんだなと感じました。

ですが、視覚障害者のすべてが点字を読めるというわけではないんです。

私は29歳くらいの時に網膜色素変性症という診断を受け、視覚障害者となりました。
症状としては視野狭窄(視野がだんだん狭くなっていく)や明暗の程度や移り変わりによって物が見づらいといったものですが、視力はメガネをかけた状態で0.5〜0.8程度はあります。
つまり、全く見えていないのではなく、ある程度は見えているわけです。
なので、点字を利用する必要が今のところないのです。

また、それなりの年齢になってから視覚障害者となったので、自ら学ぼうとしない限り点字の知識を得る機会がないのです。
こういった理由で点字が読めない視覚障害者はそれなりにいるかと思います。

ですから、点字が読めない視覚障害者が一定数いるということを頭の片隅にでも入れてもらえると幸いですね。

それから、私のように視野が狭いものの視力はある程度あるような視覚障害者に対しては会話を工夫してもらえると非常に助かるかと思います。
なかでもパソコンの画面や風景などを見ながら物の位置を示すような会話です。

例えば、指を差しながら「あそこの隣の○○を見て」と言われたとします。
すると、まず「あそこ」が探せない可能性がありますし、場合によっては指が視界に入っていない可能性すらあります。
なので、指を差しつつ「赤い屋根の家の右隣にある○○を見て」といった感じで色や方向などの具体的な情報を入れて伝えると理解しやすく会話もスムーズに進むかと思います。

このように一口に視覚障害者といっても見え方はさまざまなので画一的な対応をするよりも、視覚障害者当人に「どんな見え方なのか」を確認にしたうえで、それに合った対応をしてくれる方が助けになると思いますし、その方が互いに気疲れし過ぎずに付き合えるかなとも思います。

実際に役立っている便利グッズ

実際に役立っている便利グッズここでは私が実際に使って役立っている便利グッズを紹介しますね。
補装具ではなく、一般的な方法で手に入るものを3つ挙げてみました。

白杖ではなくホームセンターなどで販売されている杖です。

なぜ白杖ではないかというと、見た目が健常者とさほど変わらないのとある程度は見えているということもあり、白杖を持つことに抵抗感や不安があるからです。
同じように抵抗感や不安を持っているなら市販されている杖をおすすめします。

役目は白杖と変わらず歩行の補助なのですが、色や素材などバリエーションが豊富で好みのものを選べるといったメリットがありますね。

あと、変に意地を張って杖を持たずに階段をおそるおそる上り下りするよりも、杖を使ってある程度サクサク上り下りした方が快適です。

電子マネー

コロナの影響で増えたと思われる現金の投入口がお客様側にあるレジ。
あのタイプのレジで現金支払いをしようとすると、紙幣と硬貨の投入口がどこなのかパッと見でわからず焦るし、イライラしてしませんか(セルフレジも同様に)。

電子マネーだとそんなことはなく、かざしたり通したりするだけで済んでしまいます。
それどころか、お釣りの取り忘れもないので安心です。

所有する方法としてはスマホにアプリを入れたりカードタイプを持ったり、支払い方法としてはプリペイドやデビットなど色々ありますので自身に合ったものを選ぶといいと思います。
設定や入金が難しい人は信頼できる人にお願いしてみてください。
買物のストレスがかなり軽減されますよ。

買い物用キャリーバック

ネットで何でも買えるようになったとはいえ、食品はスーパーなどの店舗で買う人もいるのではないでしょうか。

そんな人におすすめしたいのが買い物用キャリーバック。
とくにバッグが保冷できるようになっているタイプがおすすめです。
米や一週間分の食料品といった重いものだけでなく、冷凍食品も運べてかなり便利です。

視覚に重い障害があると分かってから車の運転を辞めた私にとっては食品の買い物が結構大変でした(米をエコバッグに入れて抱えて運んでいたので)。
それが買い物用キャリーバックを使うようになってからは米をラクラク運べますし、一度に多くの買い物をしても問題ありません。
買物に不便を感じているなら、ぜひ、お試しください。

さいごに

ポイントは、不便に感じていることは何なのかを考え、解消するものはないのかと調べたりする一種の好奇心

視覚障害者に役立つ便利グッズについて紹介してきましたが、あれもこれも使う必要はなく、自身が不便に感じていることを解消してくれそうなグッズがあるなら試してみるくらいの感覚でいいのではないかと思います。

ポイントは、不便に感じていることは何なのかを考え、解消するものはないのかと調べたりする一種の好奇心であったり執念だったりするかもしれませんね。

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