冬対策3~温活ってなに?

冬対策3~温活ってなに?

冷えのメカニズムに関しては、https://nuchigusui.xyz/s/s2/post-4377の記事でご紹介していますので、ここでは「温活」にフォーカスしてみたいと思います。温活の基本から方法、逆効果となりうる注意点もご紹介します。これからの寒さ対策の参考になさってください。

現代人の基礎体温は下がっている

基礎体温が36.5度は皆が知っていることかと思いますが、実は現代人の基礎体温が1度前後下がっているということをご存じでしょうか?

その主な原因としては、筋肉の減少があげられます。生活が便利で快適になる中で、人々は運動不足になり、基礎体温が下がってしまっているんですね。

筋肉は人の体の中で熱を生み出す重要な器官です。これが減少することによって、基礎体温が下がり基礎代謝も下がり、そして内臓脂肪が増えてしまう悪循環は繰り返されます。

 

温活の重要性

体温には、体の表面の体温(皮膚温)と、体の中心部の体温(深部体温)があります。温活では、体の深部体温をあげることを目的に、筋肉を増やし冷えにくい体をつくることが重要となります。

 

体温を上げることで体内に取り入れられた酵素が働きやすくなります。また、検疫代謝が良くなるので、血管内にある老廃物も詰まりにくくなります。血流がスムースに循環するので、酸素や栄養素・熱が十分に体全体にいき渡るようになります。

 

体を温める方法

では、そのためにどんなことをすれば良いでしょうか?ポイントを4つ見てみましょう。

 

ポイント1 筋肉を増強する

「いきなり運動ですか~?」という声が聞こえそうですが…。「温活」にとって筋肉増強は重要で、筋肉は熱を生み出す重要な機関ですので、これを増やし強めることは重要です。

 

ポイント2 動脈を体の外側から温める

動脈は、心臓から送り出された血液や酸素・栄養をからだ全体に行きわたらせ、静脈がそれらを心臓に戻す働きを行います。外部から動脈を温めるには湯船につかるのがリラックスできて良いでしょう。39度から41度くらいのお湯でゆっくり湯船につかることで、血流が良くなり効率的に温まります。

 

ポイント3食事によって体の内側から温める

「口から入るものが体をつくる」と言われるように、食事も重要な温活となります。野菜類は一般的に土の中にできる根菜類が、体を温めるメリットがあると言われています。また香味野菜である、ショウガ・ねぎ・唐辛子・ニンニクなどを使うことで、さらに体をぽかぽかと温めます。ただし、汗をかいたら冷えますので、ちゃんとふいたり着替えたりしてくださいね~。

ポイント4 自律神経を整えるため質の良い睡眠をとる

質の良い睡眠は、体をリラックスさせリフレッシュできますよね?例えば、お風呂上りに湯冷めしないうちにお布団に入ったり、電気毛布などで寝る前にお布団を温めておくのも、気持ちよくていいですよね?また、もし余裕があったら、仰向けに寝て膝の下にタオルなどを丸めておいて足をリラックスさせます。体の末端まで空気を送り出すイメージで腹式呼吸を10回くらい行って休むのもおすすめです。

※温活の方法に関しては、ネット上にたくさん掲載されていますので、ご自身に合った方法を取り入れることをおすすめします。

 

まとめ

今回は、冬対策の第3弾ということで、「温活」にフォーカスしてご紹介しました。

日本人の多くは低体温気味であると言われています。体温が低いとあらゆる病気の原因にもつながる可能性がありますので、体を温めて血流をよくし、内臓の働きを活発にして体温を上げることが重要です。そのために「温活」を活用し、寒い冬も暖かくすごしましょう。

 

冬対策2〜冬暖かく過ごすために気をつけたいこと

 

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